2018年 05月 16日
6号御料車内部公開
6号御料車内部、御座所です。 6号御料車の玉座です。
今のような冷房の無かった時代、装飾の施された扇風機が備え付けられていました。
螺鈿と蒔絵で描かれた桐、鳳凰、蝶です。下地は漆細工となっています。
日除けの紐も凝った装飾となっています。
三種の神器を置くための棚ですが、実際に使われたことはほとんど無いようです。
天井は菊花を亀甲形に配した蜀江錦張りとなっています。
ダブルルーフの明り取りが見えます。妻側の天井付近には桐と菊の装飾が見られます。
天井部に配された鳳凰です。
皇室を表す十六八重表菊の御紋章です。