茶室「亦楽庵」

 八月の休日などに行われた夜間延長開村イベント「宵の明治村」において、”明治浪漫譚“というミニ謎解きゲームが開催されました。このゲームの最後にはちょっとしたサプライズが隠されていました。それは…

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 普段は非公開で門の外からしか眺めることができない、茶室「亦楽庵」の間近まで入れるというものでした。

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 西園寺公望別邸の敷地内に茶室の門があるので、まるで西園寺邸の一部のように感じられますが、全くの別物であり、元々は京都市北区に建てられていたものです。

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 通常では見ることができない茶室の裏側です。

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 室内は非公開なためか、茶具などは一切ありませんでしたが、独特な畳の配置から茶室であることが窺い知れます。

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 井戸もありますが、実際に地下水を汲むことはできないと思われます。

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 明治浪漫譚Bコースのゴールです。冬に開催された「きらめき明治村」で帝国ホテル前の撮影スポットにも使用されたハートと思われます。

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by k0531k | 2017-09-13 22:42 | 明治村 | Comments(0)

名電1号形

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 2丁目の七条電停付近にて展示されている名電1号形電車です。1901年(明治34年)から1907年(明治40年)まで、名鉄の前身である名古屋電気鉄道で活躍した電車です。当初は明治村で動態保存されている京都市電のように運転台に窓ガラスの無い吹き曝し状態でしたが、札幌電気軌道に譲渡された際に前面部にガラス窓が設置されました。しかしながら乗降口には扉が無く、冬の北海道の極寒では乗務員には大変な苦労があったものと思われます。

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 愛知への里帰りの際には塗装は登場当時のものとしましたが、札幌時代に改造された前面はそのままとされています。これは札幌市から期間限定で貸与されているためと思われ、2020年の返還時には札幌時代の姿へと復元されるのでしょう。

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 車内はロングシートで京都市電とだいたい同じ構成と言えます。またつり革は藤蔓でできていて当時のものを再現しています。

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 運転台は極めてシンプルでメーターの類は無し、マスコンは路面電車でよくみられる直接式、ブレーキは空気などを使わない手ブレーキです。

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 札幌市交通資料館で保存展示されていたころの札幌市交通局10形こと名電1号形です。1930年代に廃車されましたが1両だけ保存され、一時期には車籍復活の上で動態運行されていました。現在は本線走行できない状態と言われていますが、車籍は維持されています。

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 かつて名電1号形が展示されていた場所に現存唯一の蒸機動車が保存展示されていました。現在はJR東海が運営するリニア・鉄道館に保存されています。

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by k0531k | 2017-06-29 23:56 | 明治村 | Comments(0)

ハナショウブ

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 無声堂脇のハナショウブが咲き始めました。まず黄色い花が咲き始めて、往来の人々や村営バスの乗客、食道楽のカフェの客の目を楽しませます。

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 この地区は正門と北口の間にあり、また食道楽のカフェとイベントなどが良く行われる芝生と休憩所があり、人の往来は激しい場所でもあります。

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 やがて青色系統の花も咲き始めます。

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by k0531k | 2017-06-14 20:50 | 明治村 | Comments(0)

ブラジル移民住宅

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 2017年4月28日、ブラジル移民住宅は約一年の保存修理工事が終わり、再び内部見学ができるようになりました。

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 台所部分には洋瓦が葺いてあるものの天井裏が無いために、昼間はこうして陽の光が室内に漏れてきます。また降雨時には雨水が吹き込んできて台所は水浸しになってしまうそうです。

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 このため台所の床はレンガ張りとなっていて目地が広くなっており、水捌けが良くなるように作られています。

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元々はこの扉が玄関だったようです。明治村での見学ではこの台所は立ち入ることはできないので、出入り口としては機能していません。

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 修理工事前には閉鎖されていた二階入鹿池寄りの部屋です。ブラジル移民の歴史を説明するボードが壁に掲げられています。

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 二階へと延びる外階段は竣工時には無かったものでしたが、のちに増設されたものとされています。

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 ハワイ移民集会所と並ぶブラジル移民住宅です。この右側にはシアトル日系福音教会があり、海外から移築された建物が並ぶ一角となっています。

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by k0531k | 2017-05-08 20:02 | 明治村 | Comments(0)

京都市電

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明治村では蒸気機関車のほかに京都市電も2両動態保存しています。この市電も蒸気機関車と同様、老朽化を理由に2010年に運行を取りやめて検査修繕を行っていましたが、約2年後に運行を再開しています。

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 中間の停留所の市電七条駅です。市電、バス、徒歩など村内交通の要衝であり、レンガ通りの起点でもある七条交番前は通行する人も多く、ここで電車を待つ人も数多く見かけます。

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 品川燈台駅に停車する京都市電です。明治村の中では比較的鄙びたところですが、村内バスのルートから離れていて、停留所名の品川燈台や坐漁荘、蝸牛庵など和風家屋が立ち並び、入鹿池も臨める良い雰囲気の地区です。

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 市電名古屋駅に到着する京都市電です。SL名古屋駅に接続していて蒸気機関車と一緒に楽しむ人も数多くいます。また明治村でだいたい中間に位置していて、歩兵第六連隊宿舎や鉄道寮新橋工場などが周辺にあります。

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 市電名古屋駅や市電品川燈台の両終点駅では進行方向を変えるためにポールの向きを変えます。ポールを使う車両は動態保存車でもここ明治村だけになってしまい、このようなポール回しもここでしか見ることはできません。

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 明治村の京都市電は2両存在し、市電名古屋駅寄りが「壱号」で品川燈台駅寄りが「弐号」となっています。この日は弐号が運転しついていましたが、かつての繁忙期には2両が営業運転についていたこともあります。しかし安全のためか近年では1両でしか営業運行はしないようです。

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 2017年現在では運行につかない市電は屋根のある車庫に留置されていますが、2015年春までは露天留置されていました。


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 車止めです。レールを用いた柱と枕木を用いた梁で構成されています。

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by k0531k | 2017-04-24 20:33 | 明治村 | Comments(0)

帝国ホテル舞踏会


 2017年3月のイベントで「夏目漱石が案内する明治の舞踏会」が帝国ホテル正面玄関内で開催されました。

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 二階より夏目漱石が舞踏会と帝国ホテルについて語ります。ちなみに後ろの写真は帝国ホテルの設計者、フランク・ロイド・ライトです。

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 漱石先生の解説が終わるとドレスに着飾ったレディが前に進みます。

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室内が暗いため、あえてスローシャッターで撮影してみました。

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 いにしえの鹿鳴館ではこのような光景が見られたのでしょう。鹿鳴館は1940年に取り壊されて現存しませんが、帝国ホテルのすぐ近くに存在していました。

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また鹿鳴館の調度品が博物館明治村に保存されている「西郷従道邸」内に展示されています。

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 ダンスが終わると、今度は漱石先生が一回に降りてきて再び解説を始めます。

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 漱石先生は4月中旬から5月の土休日に、主にレンガ通りなどに現れ、名刺を配る予定となっています。(詳しくは公式サイトを参照)

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by k0531k | 2017-04-03 21:46 | 明治村 | Comments(0)

9号機関車

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 9号機関車です。アメリカのボールドウィン社製で明治45年(1912年)に製造され、富士身延鉄道(現JR身延線)で運用されました。のちに鶴見の製鉄所の構内入れ替え用機関車として活躍し、この時に9号の現在あてがわれている番号が付けられました。12号よりも番号が先なのはこのためです。


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 2010年以来運用を離脱して老朽化した車体の点検修繕を行ってきましたが、2015年に復活の目途が立ち、本格運用を前にたびたび試運転が行われてきました。これは2015年2月に撮影したものです。

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 明治村なごや驛に単機で入線した後、転車台で方向転換を行わずに着回し線に入線しました。

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 営業列車がやってくるためすぐに発車せず、しばらく機回し線で待機しています。
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 イギリス製の12号と違うアメリカ的なデザインが博物館明治村の蒸気機関車運転のアクセントになっていると言えます。

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 営業運転を行っている12号との並びです。普段ではなかなか見ることのできない光景で、重連運転での機回しでもこのような撮影できる位置で並ぶことはありません。

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 この後2015年3月に9号は無事営業運転に復帰しました。この時9号機関車の愛称を募集し、「ジョージナイン」という愛称に決まりましたが、その後この「ジョージナイン」という愛称が使われている形跡はありません…

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by k0531k | 2017-03-26 20:50 | 明治村 | Comments(0)

 明治村へは子供の時に何回か訪問したことはありますが、本格的に足繁く通うようになったのは2015年冬のころからです。それ以前にも来たいとは思っていたのですが、駐車料金や入場料がそれなりに高いという印象からなかなか訪問する意思が固まりませんでした。そんな中で決定的なきっかけとなったのは、蒸気機関車の運行再開です。

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 蒸気機関車2両と客車3両、京都市電を2両、いずれも明治時代に製造されたものを動態保存していて、展示運転であると同時に村内交通機関としても機能しているのは特筆できます。しかしながら明治製の車両なので老朽化も無視することはできずに、2010年12月より一斉に点検整備に入りました。このとき致命的な破損などが見つかった場合には、そのまま運行は再開されない可能性もありましたが、京都市電は2012年9月に、蒸気機関車も12号機が2012年11月に運行を再開しました。そして残る9号蒸機も2015年3月に遅ればせながら運行を再開するとのお知らせがあり、3月までに行けばまず確実に12号機関車を撮影できると踏んで、久々に明治村を訪問した次第です。

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 明治村とうきゃう驛奥にある検車庫から出てくる12号機です。日本最初の鉄道路線である新橋~横浜間で活躍した機関車で、開業当初にはいなかったものの、2年後の輸送力増強用として導入された機関車でこれよりも古い機関車自体数は多くなく、静態保存されている機関車も大宮の鉄道博物館と青梅鉄道公園、加悦SL広場に保存されている3両くらいで、その中でも動態保存としてながらも140年以上も前に製造された機関車が現役で稼働している点は特筆できると思います。

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 蒸気機関車は明治村の高台を走行しており、間近に見ることはなかなか難しいのですが、菊の世酒造付近に撮影見学用のお立ち台が設置されています。明治村なごや方面行の列車は駅が近いのとやや下りなためか絶気状態となり煙はあまり期待できませんが、晴れた午前中なら順光状態になります。

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 明治村なごやから明治村とうきゃうへ向かう列車では発車直後で上り勾配なので煙が期待できます。もちろん小型蒸機なのでC57やC62などの国鉄大型蒸機のような派手な煙は期待できませんが、それなりに絵にはなると思います。

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by k0531k | 2017-03-16 22:33 | 明治村 | Comments(0)

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 金沢監獄正門です。5丁目の只中にありますが、まるで5丁目の門のような風格があります。

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 岩倉変電所です。かつては内部がイベントホールになっていましたが、現在は倉庫となっています。


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  東京駅警備派出所です。レンガ造りの東京駅にデザインを合わせて建築されています。きらめき明治村開催時には、昼は冬季イベントの「きらめき探し」の受付に、夜はきらめき明治村案内所として機能していました。

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by k0531k | 2017-03-07 23:00 | 明治村 | Comments(0)

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 宮津裁判所法廷です。ライトアップだけですが、重厚で和風な作りが暖かな白熱灯風の明りに映えてます。

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 宮津裁判所法廷と金沢監獄の間から、岩倉変電所と芝生広場方面を望みます。

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 前橋監獄雑居房です。監獄特有の重苦しさをまとった木造建築がライトに照らされています。

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 前橋監獄前から芝生広場方面を望む光景です。

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 金沢監獄中央看守所・監房です。独特の見張り櫓にも灯が燈されています。

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by k0531k | 2017-03-01 23:26 | 明治村 | Comments(0)